201903月11日

【3月11日、官邸、現地、私】

IF
8年前の今日は総理補佐官を務めていた。そしてこの日、参議院予算委員会の総理答弁調整で、徹夜明けで迎えた。その後に起こることなど全く分からずに。

毎年のことですが、私が2013年に備忘録としてまとめた「311の記憶」をここに転載いたします。読みやすく編集してくれたハフィントンポスト版のものです。
内容は震災直後の、官邸や現地の様子、そして私の感情です。この備忘録から伝わる、胃袋を素手で掴まれているかのようなプレッシャーと、原発関連計器と放射線量が示す容赦しない過酷な数字は、私にとって当時を思い返す為に十分なものです。

「官邸や自分に不利なことも正直に話す」 寺田学・元首相補佐官が語る東日本大震災の15日間。

いまでも、正直に記すことが被害に遭われた方や未来の方々への微かな誠意と思っております。
被害に遭われた方への心からの哀悼を込めて。

追記:毎年「紙で読めるものはないか」と特に高齢の方からご要望を頂いておりました。そこで、ハフィントンポスト側からご了解を頂き、少量ではありますが紙面化した冊子を用意する予定です。ご要望の方、ご一報ください。

https://www.huffingtonpost.jp/…/earthquake_japan_b_11757078…

 

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