202004月22日

【延期が必要なものは何か】

受給者証

「これ、なんとか国でできませんか」
そんな要望が日々多数寄せられ、一つ一つ解決してく日々が続いています。

 

指摘を受ける前に気づいたものは自発的に改善に取り組みますが、指摘をうけて初めて気づくものもかなりあります。
その中の一つが、医療費の助成制度の更新延長について。

 

運転免許のように助成期限が決まっており、その更新のためには、都度病院に通ったり自治体の窓口に出向く必要があります。

対象者が多数いる運転免許の更新は、国で一律自動延長が決められ、免許センターに通う必要はなくなりましたが、それに比べて対象者が少ない個々の助成制度は全国統一の手当がされていないのが現状です。

 

仲間の都議から相談を持ちかけられたのは、具体的に以下の三つの助成制度の更新延長でした。

●指定された難病の患者さんに対しての医療費の助成である「難病医療費助成」。
●慢性疾患を持つ子どもに対しての医療費の助成である「小児慢性特定疾病医療費助成」。
●精神障がいの方が様々な支援を受けるために必要となる「精神保健福祉手帳交付」。
新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、緊急事態宣言が全国で発令され移動が制限されている最中、病院に通う、役所の窓口に足を運ぶことは、本人にとっても病院や窓口にとっても大きな負担となります。

個別の自治体で様々な工夫をしているところもあると伺っていますが、国で決めた助成制度ゆえ、国で一律に自動延長をすることが必要と思いました。

 

早速、馴染みの厚労省局長に依頼し、担当課(長)への方針検討を指示してもらいまいた。
引き続き、本件はフォローしていこうと考えいてます。

困っている人を助けるのが政治であって、既存の仕組みから取り残されている人に気づき、救い上げるのが議員の仕事と思っています。もし、皆さまの周りで同様のケース、またはお困りごとありましたらご一報頂けたら幸いです。
小さなことでもしっかりと取り組んでいきたいと思います。

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