201910月25日

【河野防衛大臣と初質疑】

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昨日の衆議院、安全保障委員会での質疑内容を簡単にお伝えします。

イージスアショアが話題となってから、もう3人目の防衛大臣。
正直なところ、忸怩たる思いがあるが、
それでも、新たな河野大臣に意見をしっかり伝えたい。

今回の質疑では、大きく分けて二つのこと。
一つ目は、災害派遣時における自衛隊員の処遇改善について。
二つ目は、イージスアショアの秋田市新屋演習場への配備について。

一つ目は、今年の秋田駐屯地創立記念の祝辞でお約束したことであり、質疑の機会を得て早速取り上げた。
内容は、後ほどこの場所でお伝えしたい。

イージスアショアに関しては、以下の点について質した。
・再調査にまで及んだ現状について、河野大臣の所感。
・再調査の内容。
・一度目の調査に関する電波影響調査の実態。
・レーダー契約に関する、サイドローブ(住宅街への漏れ)値の確度

質疑をした上での河野新大臣の感想は、
再調査内容など基礎的なことへの理解は乏しいが、問題に正面から向き合う姿勢は今までの大臣の中でもっとも期待できる大臣だった。

河野大臣とは、外務大臣時代から頻繁に顔を合わせ、最近も会う度に「再調査しっかりやるから」と声をかけられていた。
ただ、この再調査自体、全ての調査をやり直すわけでななく、
新屋以外の他の候補地の調査、その中でも遮蔽物の角度とインフラ環境を再調査するだけで、
新屋に関しては何ら新しい調査は行わない。したがって、再調査で新屋が一転して「適地」から「不適地」になることは、ない。
そのことを、大臣にはしっかり理解してもらった。
再調査をしたらやはり新屋だけが適地でした、という役所のアリバイに使われ、大臣も流されることがないように。

内々与党議員と話していると「新屋は避けたほうがいい」という意識が全般に伝わってきたと感じる。
単なる反対運動ではなく、理由に基づいた理解を地道に広めていきたい。

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