3月16日。 自衛隊ヘリによる福島原発3号機、4号機燃料プールへの注水、決行。 皆、祈るような気持ち。 一滴でも燃料プールの水量を増やし、時間稼ぎをしたい。 合わせて、国民と米国に向けて前進する姿勢を示したい。 自衛隊のヘリには特殊な金属を床に敷き、 放射線被爆を最小限にする工夫。 それでも自衛隊員が普段以上の大量被爆...
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201503月25日
【311の記憶:7:反転攻勢:加筆修正し再掲】
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201503月20日
【311の記憶:6:首都圏に放射性物質:加筆修正し再掲】
15日早朝、東電本店。 しばらくすると、総理がいる小部屋には数人のみ。 総理と向かい合って座るのは、勝俣会長。 総理がおもむろに落ち着いた声で勝俣会長に一言。 「絶対に撤退は無い。何が何でもやってくれ...
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201503月18日
【311の記憶:5:統合本部設置へ:加筆修正し再掲】
14日夜。 爆発寸前だった二号機の圧力低下、注水再開で一時の安堵。 しかし、根本的に解決には向かっていない。 総理応接室に原子力安全委員会や保安院、東電の関係者を集め、 今後の推移を予測、議論。 保安...
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201503月16日
【311の記憶:4:東電、撤退用意:加筆修正し再掲】
3月13日(日)大震災発生から2日。 総理執務室の横にある総理応接室を 臨時の原発事故対応室として使用。 その応接室付近の小部屋数室(普段は総理面会の控え室)を、 東電、保安院の関係者控え室として使用...