202307月31日

【人手はまだまだ必要】

今週末は被災現場のボランティアに。
土曜日は、楢山町登町の畳の回収と廃棄作業に取り組みました。
泥水と下水を吸った畳は相当な重量で、真夏に2週間回収されなかったことから、カビは立体的に成長し強い異臭も発していて、トラックに積み込んでからも体から臭い離れません。
炎天下の中、カビだらけになりながらトラックに載せ、荷台の畳を手で支えながら廃棄処分場へ向かいます。
3往復目には体力と筋力(特に握力)の限界を感じながら、少しでも早い徹去を願う方々を思うと休んでもいられません。
 
日曜日は楢山大元町へ。
飛び込みで訪問した被災住宅と、ボアランティア作業を見て「我が家のも持っていってほしい」とご依頼を受けた方のご自宅にて。
処分する家具や雑貨の中には仏壇や写真アルバムなども含まれていて、大切なものを否応なく処分せざるを得なくなったであろう住民の方の心の痛みを感じながらの作業となりました。
現地と廃棄処分場をトラック2台3往復しても、片付けられたのは2軒のみ。
多くの方々が被災した秋田では、行政の多くの方々の尽力に加え、県内外からの皆さんがボランティアとしてサポートしてくれています。
それでも、まだまだボランティアの方々のお力が必要な状況です。
私自身も東京では内閣府防災担当と協議を続けつつ、時間を見つけて仲間たちと協力してボランティアを続けたいと思います。

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